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料理研究家 片桐智子先生のハーバルキッチン!⑥

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    料理研究家 片桐智子先生のハーバルキッチンも好評を博しまして、

    今回で第6回目を迎えました!

    

 

    ハーブを育てながら、料理に合わせて使っていくことで、料理がさらに

    楽しくなりますね。今回使用しているタイム、チャービル、エストラゴンは

    育てやすいハーブです。      

 

>>使用するハーブ<<

◆タイム◆

乾燥させたほうがマイルドな芳香になります。

 

◆チャービル◆

グルメのパセリと呼ばれて、フランス人が好むハーブです。

 

◆エストラゴン◆

日本のよもぎの仲間で、タラゴンともいい、かすかな苦みは他の山菜にも似て春の味覚を

彷彿させるハーブです。

 

 

 

<白身魚のワイン蒸し・香草ビネグレット>   ~片桐 智子先生考案~

>>下記をクリックすると、レシピ内容が簡単にプリントアウト・データ保存ができます。 

身魚のワイン蒸し・香草ビネグレット.pdf

【材料】2人分
白身魚・・・・・2切れ
塩・こしょう ・・・・・少々
白ワイン・・・・・大さじ2
コンスターチ・・・・・小さじ1
たまねぎ・・・・・100g
セロリ・・・・・1/2本
イタリアンパセリ・・・・・2本

 

(香草ビネグレット)
レモン汁・・・・・大さじ1
バージンオイル・・・・・大さじ2
塩・・・・・少々
ホワイトペッパー・・・・・少々
タイム・・・・・小さじ1/3
チャービル・・・・・小さじ1/3
エストラゴン・・・・・小さじ1/3


 

【作り方】
①白身魚は皮と中骨をとって軽く塩・こしょうをし、10分程おく。

②たまねぎはうす切りにし、セロリは乱切りにしてなべの底に敷き詰め、

  ①の魚をこの上に並べ、白ワインを注いでコーンスターチをふり、火にかける。


③②が沸騰したら弱火にして3分蒸し煮にし、火を止めて魚が冷めないようにしておく。


④香草ビネグレットを作る。
  (a)タイム、チャービル、エストラゴンは、各々みじん切りにする。

     (ドライの場合は形状をみて、そのままでもよい)
  (b)ボウルにレモン汁と調味料を入れてよく攪譟・オ、(a)の香草を加えて良く混ぜる。


⑤器に③の白身魚と野菜を盛り合わせ、④のビネグレットを回しかけて、

   イタリアンパセリを天に添える。

 

 

料理研究家 片桐智子先生のハーバルキッチン!⑤

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      しょうがは独特の辛味と香りがあり、古くから香辛料や薬味として

    使われてきましたが、体温を高める効果があることで、

    近頃では健康促進のために見直され様々な分野で人気があるようです。

 

         新しょうがを使ったこの薬膳スイーツは血行促進と冷え性の改善、

         また食中毒の予防にも効果のあるものです。

 

 

>>使用するハーブ<<

 

◆フレッシュレモンバーム◆

名前のとおり、レモンに似たさわやかな香りがします。

鎮静効果があり、リラックスタイムにオススメ。

不安やストレスを取り除き、気分を明るくしてくれます。

 

 

 

<新しょうがのグラスゼリー>           ~片桐 智子先生考案~

>>下記をクリックすると、レシピ内容が簡単にプリントアウト・データ保存ができます。

新しょうがのグラスゼリーレシピ.pdf 

【材料】4~5人分  
新しょうが・・・・・75g
レモン汁・・・・・大さじ2
はちみつ・・・・・大さじ4
寒天・・・・・1/4本
水・・・・・500cc
フレッシュバーム・・・・・適量

 

【作り方】
①新しょうがはすりおろして絞り、しょうが汁にする。

 

②①にレモン汁を加えて軽く混ぜる。

 

③寒天は水につけて戻し、ごみなどをきれいに洗い落して細かくちぎり、
分量の水に30分以上浸けておく。

 

④ボウルに②を入れてはちみつを加え、よく混ぜる。

 

⑤③の寒天を火にかけて煮溶かし、あら熱を取って④に加え、
冷やしたグラスに流して冷やし固める。

 

⑥⑤をグラスのまま受け皿にとって、レモンバームを添える。

料理研究家 片桐智子先生のハーバルキッチン!④

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     今回は新じゃがいもを使った、とても簡単に作れるヘルシーなスープ!

    ハーブを加えることで、穏やかな気持ちにしてくれるリラックス効果が

    期待できます。

   

    好みのハーブを見つけ、ハーブ料理を楽しみましょう。

 

 

>>使用するハーブ<<

 

◆ディル・ウイード◆

かるい辛味と甘い香気を合わせもったハーブで、じゃがいもとの相性もよく、

ポテトサラダなどにも使われます。

 

 

 

<ポテトスープ・ディル風味>    ~料理研究家 片桐 智子先生考案~

 >>下記をクリックすると、レシピ内容が簡単にプリントアウト・データ保存ができます。

ポテトスープ・ディル風味レシピ.pdf

 

【材料】2~3人分  
じゃがいも ・・・・・300g
水 ・・・・・2カップ
塩 ・・・・・小さじ1/2
粒こしょう ・・・・・5~6粒
たまねぎ(みじん切り) ・・・・・大さじ1

 

きゅうり ・・・・・1/2本
牛乳 ・・・・・100cc
生クリーム ・・・・・50cc
バター ・・・・・10g
ディル・ウィード ・・・・・小さじ2

 

 

【作り方】
①じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、水に放して水けをきる。

 

②なべに①のじゃがいもと分量の水・塩・粒こしょうを入れて火にかけ、
   沸騰したら弱火にしてじゃがいもがやわらかくなるまで煮る。

 

③きゅうりは皮をむいて縦に四つ割りにし、
   種の部分を切りとって5mm角に切る。

 

④②のじゃがいもの煮汁をべつの器に移して、
   なべの中のじゃがいもをマッシャーし、これに煮汁を戻す。

 

⑤④を再び火にかけて③のきゅうりとたまねぎを加え、
   牛乳を入れて10分煮て調味する。

 

⑥⑤に生クリームを静かに流し入れてバターを加え、
   火を止めてディル・ウィードを振り入れる。

 

 

料理研究家 片桐智子先生のハーバルキッチン!③

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   健康志向が高まる今、"雑穀米"が見直されいます。

   その雑穀米とハーブを組み合わせて、自然の恵みを上手に生かした料理を

   ご紹介します!

  

   ハーブ野菜と呼ばれているものや、庭やベランダで育てているハーブなど、

   日常的に食べることで健康的な食生活が得られますよ。

  

 

>>使用するハーブ<<

 

◆カレンデュラ◆

日本ではキンセンカと呼ばれています。抗酸化力のあるカロチノイド、フラボノイドが豊富。

 

 

◆レモンバーム◆

消化器系の緩和に期待できます。鎮静効果があり、リラックス効果もアリ。

 

 

 

<雑穀米の香草リゾット>       ~料理研究家 片桐 智子先生考案~

 

>>下記をクリックすると、レシピ内容が簡単にプリントアウト・データ保存ができます。

雑穀米の香草リゾットレシピ.pdf 

 

【材料】4人分  
雑穀米 ・・・・・2カップ
ブイヨンストック・水(1:1) ・・・・・3カップ
たまねぎ(みじん切り) ・・・・・大さじ1
オリーブ油 ・・・・・大さじ1
白ワイン ・・・・・大さじ1
塩・こしょう ・・・・・適量
イタリアンパセリ ・・・・・適量

 

(下記材料は作り方②に使用)
ナチュラルチーズ ・・・・・100g
白ワイン ・・・・・50cc
ブイヨンストック ・・・・・3カップ
カレンデュラ ・・・・・大さじ2
レモンバーム ・・・・・大さじ1

 


【作り方】
①雑穀米はさっと洗ってそのまま水に浸けて、1時間以上おく。

 

②ナチュラルチーズは、細かく刻んでワインを加えて10分程おき、

   ブイヨンストックにハーブを入れて浸けておく。

 

③鍋を熱してオリーブ油を入れてたまねぎを炒め、

    ①の米を加えて更に炒め、軽く塩・こしょうをする。

 

④③にブイヨンストック・水と白ワインを加えて火にかけ、

   沸騰したら弱火にして30分炊き、10分蒸らす。

 

⑤④に②を加えてひと混ぜし、更に2~3分程火を通して器に盛り、

   イタリアンパセリを散らす。

料理研究家 片桐智子先生のハーバルキッチン!②

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 今回のハーバルキッチンは"中華薬膳"です。美肌作りに役立つ、カルシウムや

 コラーゲンがいっぱいの鶏ガラスープの取り方から、栄養満点×ハーブスープを

 ご紹介します!

 

 メイン食材に使った、トマトの赤みの色素、リコピンの抗酸化作用は強く、

 βカロチンの2倍!!「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれるほど、

 多くの栄養素に富んでいます。

 また、ビタミンHやPなど特殊なビタミンが含まれているので、肌荒れを防ぎ、

  毛細血管を強化し、皮膚に栄養成分を送る作用があります。

 

 

>>使用するハーブ<<

◆シブレット◆

前回でも使われたハーブですが、丈夫で耐寒性もあり、路地や容器、水耕栽培も

容易にできます。

 


<西紅柿蚕花湯(トマトの卵スープ> ~料理研究家 片桐 智子先生考案~

 

>>下記をクリックすると、レシピ内容が簡単にプリントアウト・データ保存できます。

トマトの卵スープレシピ.pdf 

【材料】  
トマト ・・・・・2個
玉ねぎ ・・・・・1/2個
シブレット ・・・・・10本
干しえび ・・・・・大さじ2
卵 ・・・・・1個

 

スープ ・・・・・6カップ(※)
酒 ・・・・・大さじ1
塩 ・・・・・小さじ1
こしょう ・・・・・少々
ケチャップ ・・・・・ケチャップ

 


【作り方】
①トマトは皮を湯むきして種を取り、くし型に切る。

 

②玉ねぎは縦に巾1cmに切り、シブレットは飾り用を残して粗切りにする。

 

③干しえびはぬるま湯につけてもどし、酒少々をふっておく。

 

④なべに炒め油を入れて熱し、③の玉ねぎを炒めて①のトマトを加え、
   シブレットを入れてひと混ぜし、③の干しえびとスープを加えて5分程煮る。

 

⑤④に調味料を入れて味を調え、割りほぐした卵を流し入れて火を止める。

 

 

 

<鶏ガラスープの取り方>(※)

【材料】
鶏ガラ・・・・・1羽
長ねぎ(青い部分)・・・・・1本
しょうが・・・・・1かけ

 

【作り方】
①鶏ガラと水3Lをなべに入れてひと煮立ちさせ、この煮汁は捨てて

   周りについたアクをきれいに洗い流す。


②再びなべに鶏ガラと水3Lを入れて火にかけ、ねぎをぶつ切りとしょうがのうす切りを

  加えて、30分から1時間位、途中弱火にして煮る。


③②のねぎとしょうがを取り出し、用途に合わせて使う。