ビタクラフトの使い方(圧力鍋)

ご使用前の確認ポイント

初めてお使いになるときは

圧力鍋本体・フタ・その他各部品などに亀裂や破損などの異常がないことをご確認ください。

  • ※セーフティカバーとゴムパッキングは外して点検してください。

セーフティカバーの片側に指を入れ、
斜めに持ち上げて外します。

油やホコリなどを洗い落とす

製品には製造時についた油やホコリが残っていることがあります。
初めてご使用になる際は、必ずスポンジにお酢2~3滴と中性洗剤をつけて、よく洗い流してください。油分が残ったまま火にかけますと、油が鍋に付着して黄色く変色し、取れにくくなります。

フタの開閉を確認

ご使用に慣れていただくため、フタの開閉の練習をしてください。

加圧して動作を確認

各部を点検後、水を3cmほど入れて加圧し、圧力表示ピンが上がるかなどの動作を確認してください。

加圧調理の分量の目安

材料は煮汁も含めて鍋の深さの2/3までとなります。
豆類・麺類などのように煮炊きによってかさが増えたり、泡立つものは煮汁を含めて鍋の深さの1/3までにしてください。それ以上入れると、センターバルブや安全弁などの目詰まり・吹きこぼれの原因になります。

通常の材料の場合は3分の2以下

豆類・泡立つもの・かさが
増えるものは3分の1以下

加圧調理に適さない食材

重曹や牛乳、多量の油はNG

重曹など急激に発泡するものや、牛乳のように加熱すると泡立って膜を形成するもの、多量の油は加圧調理に使用しないでください。

豆類には落とし蓋をご使用ください

豆類ははがれた皮や泡がセンターバルブや安全弁に付着して穴を塞ぐことがあります。スティームスタンド(蒸し板)を逆さにして、落とし蓋として使用していただくと効果的です。

とろみの出る料理は圧力をかけないでください

カレーやシチューのルウなど、とろみの強く出るものを加えるときは、フタを取って圧力をかけずにお使いください。粘性が強く糊状になる食材には、センターバルブや安全弁の動作を狂わせ、内部の圧力を異常に高くしてしまう危険性があります。

マニュアル(PDF)

ご使用方法

使う前に各部を点検

本体・フタ・その他の部品に亀裂や破損などの異常がないことをご確認ください。

フタをしっかりとセット

フタは完全に閉めてから加圧を

本体とフタを密閉させることで、蒸気を封じ込め、正常に加圧されます。
カチッと音がしたらフタは適切に閉められています。

  • ※フタがしっかり閉まっていないと、「蒸気が漏れる」「加圧できない」など通常の使用ができず、誤作動をする恐れがあります。

火にかけて加圧

最適な圧力レベルに達したら弱火でキープ

内部の圧力が高くなると圧力表示ピンが上がり始めます。
それぞれの調理に適した圧力レベルに達したら弱火にして加圧状態を維持しましょう。

マニュアル(PDF)

圧力ピンが上がってこない場合

圧力を下げる

最適な方法で内部の圧力を下げる

レシピの指定時間が終わったら内部の圧力を下げます。
圧力の下げ方は自然に下げる方法、急冷の2種類があります。

マニュアル(PDF)

フタを開ける

フタを開けるのは圧力表示ピン・安全ロックピンが完全に下がってから

圧力表示ピンが下がり、安全ロックピンも完全に下がると、力を入れずフタを開けることができます。
安全のため、圧力がかかった状態で無理に開けるのは絶対にお止めください。

  • ※ハンドル付近やボタンの隙間から蒸気が出て火傷する恐れがあります。

ご使用後のお手入れについて

通常のお手入れ

ご使用の度にフタからセーフティカバーとゴムパッキングをはずし、中性洗剤をつけたスポンジやナイロンたわしで、鍋本体・フタ・セーフティカバー・ゴムパッキングを洗ってください。

ご使用後の鍋は温かいうちに水につけてこすり洗いすると汚れが簡単に落ちます。
洗った後は、水気を拭き取ってよく乾燥させてから収納してください。

  • ※食器洗い機や食器乾燥機はご使用にならないでください。
  • ※ゴムパッキングは無理に引っぱったり、金属たわしなどを使用しないでください。
  • ※漂白剤・塩素系洗剤は使用しないでください。

焦げつきがひどい場合のお手入れ

鍋に水を入れ沸騰させてからお湯をすて、焦げをとれやすい状態にします。
鍋が温かいうちにクリーンキングリキッド(専用クレンザー)をつけて、ナイロンたわしでこすり洗いをし、焦げつきを落とします。
最後に中性洗剤でクレンザーを洗い流してください。

  • ※特に焦げつきがひどい場合は、お酢とお湯を入れ沸騰させると効果的です。

鍋が変色したり、斑点やシミが残った場合のお手入れ

クリーンキングリキッド(専用クレンザー)をつけてこすり洗いをします。
落ちにくい場合は、鍋に水を入れ沸騰させてからお湯を捨て、鍋が温かいうちにクリーンキングリキッドをつけ、鍋内側のすじ目に沿ってこすり洗いをします。
最後に中性洗剤でクレンザーを洗い流してください。

  • ※特に焦げつきがひどい場合は、お酢とお湯を入れ沸騰させると効果的です。

センターバルブのお手入れ

センターバルブは通常は3~4回のご使用ごとに解体して洗ってください。
煮汁や食材のカスがついた場合、豆料理やお粥など粘性のある調理をした場合は、その都度洗浄してください。細いブラシや割り箸などを使うと穴をきれいに洗うことができます。

お手入れ用品

  • クリーンキングリキッド

    クリーンキングリキッド ビタクラフト製品のお手入れに最適なクレンザーです。

  • ソフト&ハードたわしセット

    ソフト&ハードたわしセット 泡立ちがよく鍋の表面に傷をつけにくいソフトたわしと、研磨粒子入りでがんこな汚れや焦げつきを落とすハードたわし。用途に合わせて使い分けができます。

よくあるご質問

圧力鍋についてのよくあるご質問は、こちらをご覧ください